4月に入りスギ花粉のピークは過ぎましたが今はヒノキ花粉がピークを迎えています。
またスギ花粉以外の花粉症の原因となる代表的な植物があります。
北海道や高地に多く、北海道では街路樹や緑化のために多く植栽されました。そのため北海道を中心にシラカンバ花粉症の患者さんが増加しています。
また、シラカンバなどカバノキ科の花粉症患者さんでは、リンゴなどの果物を食べたときに口の中や喉がかゆくなったり、唇が腫れるなどの症状が現れることがあります。これは口腔アレルギー症候群(OAS)と呼ばれています。
樹木以外にも、イネ科(カモガヤ、ホソムギなど)やキク科(ブタクサ、ヨモギ)、カナムグラなど、道ばたや空き地、河川敷などに生えている背の低い草の花粉も花粉症の原因となります。
イネ科やブタクサ、ヨモギ、カナムグラなどの草花の花粉は丈が低いため、遠くまでは飛散しません。しかし、その植物が生えている付近ではこれらの花粉が飛散していますので、花粉の飛散期には、近づかないようにしましょう。
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